相関画像センサーと波長掃引単色照明を用いた3相直交スペクトルマッチング撮像装置

KIMACHI Akira; ANDO Shigeru; DOI Motonori; NISHI Shogo

文献

J-GLOBAL ID：201202288478556927 整理番号：12A0292795

相関画像センサーと波長掃引単色照明を用いた3相直交スペクトルマッチング撮像装置

Three-phase quadrature spectral matching imager using correlation image sensor and wavelength-swept monochromatic illumination

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資料名：
巻： 50 号： 12 ページ： 127208.1-127208.17 発行年： 2011年12月
JST資料番号： B0577B ISSN： 0091-3286 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

新規な3相スペクトルマッチング撮像装置(3PSMI)を提案した。この3PSMIは,直交スペクトルマッチング(QSM)と称するスペクトルマッチングを実時間で実現するためのものであり,相関画像センサー(CIS)と波長掃引単色照明(WSMI)とで構成される。このWSMIはCISの各ピクセルにおいてQSMを映像フレーム速度で行うことを可能とする。QSMは物体スペクトルのac成分と基準スペクトルの直交ペアの間のスペクトル相関をとるものであり,ac物体スペクトルを基準スペクトルにより展開される二次元部分空間上へと投影することと等価である。このac物体スペクトルの基準スペクトルに対する類似性を投影の方位角,それとは独立にac物体スペクトルのノルムとWSMIの空間的強度分布に関して評価した。プログラム可能なスペクトル光源を利用して,WSMIとCISのスペクトル特性が互いに打消しあい,QSMが3PSMIに悪影響しないようにWSMIを実装した。実験結果から,開発した3PSMIシステムによって,市販のカメラによるRGBイメージングよりも,スペクトル反射率の差が少ない物体を実時間で区別できることが確認された。

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撮像・録画装置

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