抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では合宿とPBLとを組み合わせて「組込みシステムアーキテクト」を養成するプログラムの設計と評価を行った。我々はハーバード大学のAMP(Advanced Management Program)のコース設計を参考に合宿とPBLとを組み合わせたプログラムの設計を行い,企業に所属し3年程度以上の実務経験を有する技術者を対象にして「制御系組込みシステムアーキテクト養成プログラム」を実践した。5期59名の受講生の成果物・レポート・スキル自己診断・インタビューを分析した結果,1)合宿形式や多様性のある受講者の参加により地域の技術者同士の交流が生まれ,学習を促進していること,2)Stage1(概念の理解)とStage2(概念の適用)の2段階に分けたPBLモデルが有効に機能していること,3)組込みシステムアーキテクトにとって必要な総合的視野とmindsetが養われ始めていること,を確認できた。(著者抄録)