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J-GLOBAL ID：201202288725879270   整理番号：12A0100921

団地型マルドリ方式の利用・運営方式と生産者の評価-香川県観音寺市K組合を対象に-

著者 (6件)： 齋藤仁藏 (農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ) ,  島崎昌彦 (農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ) ,  星典宏 (農業技術研究機構 果樹研) ,  森永邦久 (農業技術研究機構 果樹研) ,  草塲新之助 (農業技術研究機構 果樹研) ,  平岡潔志 (農業技術研究機構 果樹研)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 49  号： 3  ページ： 79-84  発行年： 2011年12月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチの下に点滴チューブを配置し,適切に水分管理,施肥管理が出来るマルドリ方式は,高品質カンキツを効率的・安定的に生産できる技術である。しかし,導入に際しての投資や技術習得が課題となっている。マルドリ方式の主要機器の共同利用に取り組んでいる香川県観音寺市K組合を対象に,実態を調査,分析した。本実践例からは,団地型マルドリ方式導入の有効性が確認でき,特に零細な経営が多い場合は,コスト面,技術習得面でメリットが大きい。ただし,団地がまとまっている必要があり,また水源の容量による適用面積の制約がある。運用面を含め,本方式を導入する場合の留意点をまとめた。

シソーラス用語： *温州ミカン ,  マルチ栽培 ,  点滴灌漑 ,  追肥 ,  事例研究 ,  香川県 ,  *農業団地 ,  *農業経営
準シソーラス用語： *マルドリ方式

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (6件)：

• 平野信之. 経営体としての集落営農等組織的営農形態の実態分析調査委託事業報告書. 2002
• 草塲新之助. カンキツ等におけるマルチおよび点滴かん水施肥法の導入の現状と課題-カンキツ生産地における高品質果実生産に関する調査報告-. 2007, 1-21
• 森永邦久. カンキツ生産の新しい技術マルドリ方式-その技術と利用-. 2005
• 齋藤仁藏. ウンシュウミカンへのマルドリ方式の導入結果と普及に向けた課題-和歌山県有田地域を対象として-. 農業普及研究. 2009, 14, 1, 98-114
• 高橋明広. 多様な農家・組織間の連携と集落営農の発展 重層的主体間関係構築の視点から. 2003

タイトルに関連する用語 (6件)： 団地 ,  マルドリ方式 ,  運営 ,  評価 ,  香川 ,  組合