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J-GLOBAL ID：201202288790917023   整理番号：12A0536099

ダニとマウスとヒトの:ライム病スピロヘータの二重宿主ライフスタイルの理解

Of ticks, mice and men: understanding the dual-host lifestyle of Lyme disease spirochaetes

著者 (5件)： RADOLF Justin D. (Univ. Connecticut Health Center) ,  RADOLF Justin D. (Univ. Connecticut Health Center, Connecticut, USA) ,  CAIMANO Melissa J. (Univ. Connecticut Health Center) ,  STEVENSON Brian (Univ. Kentucky Coll. Medicine, Kentucky, USA) ,  HU Linden T. (Tufts Medical Center, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Microbiology  (Nature Reviews. Microbiology)
巻： 10  号： 2  ページ： 87-99  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1394A  ISSN： 1740-1526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この30年でスピロヘータBorrelia burgdorferiによって引き起こされるライム病に関する様々な分野の知見が蓄積されてきた。この総説では,膨大な情報を分子,細胞レベルの現象として示すことで,ライム病スピロヘータの流行周期を通して,節足動物と脊椎動物といった二重の宿主の間を通過していく様子を明らかにする。スピロヘータはダニが保有し,様々な種に感染する。スピロヘータは宿主の環境変化に適応し,またヒトの病原体保有者からの防御反応を避ける能力を持つ。これらによってスピロヘータはヒトや動物など幅広い生き物に感染し,公衆衛生を脅かすものとして現在も感染の拡大を続けている。未だ,全容は明らかになっていないが,スピロヘータのゲノムサイズは小さいながらも遺伝子発現などの厳密な調整によって複雑な機構が存在する。

シソーラス用語： *ライム病 ,  *Borrelia ,  ダニ類 ,  ヒト ,  マウス ,  *細菌感染 ,  遺伝子発現 ,  転写【遺伝】 ,  *免疫抑制作用 ,  寄生 ,  宿主 ,  免疫反応
準シソーラス用語： ライム病ボレリア ,  *Borrelia burgdorferi ,  遺伝子発現調節 ,  宿主寄生生物相互作用 ,  免疫回避

分類 (4件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  感染免疫  (ED03030P) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： マウス ,  ヒト ,  ライム病 ,  スピロヘータ ,  宿主 ,  ライフスタイル ,  理解