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J-GLOBAL ID：201202289129732927   整理番号：12A1464308

非共有結合大環状化合物由来の脈動チューブ

Pulsating Tubules from Noncovalent Macrocycles

著者 (9件)： HUANG Zhengang (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  HUANG Zhengang (Harbin Inst. Technol., Harbin, CHN) ,  KANG Seong-Kyun (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  BANNO Motonori (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  YAMAGUCHI Tomoko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  LEE Dongseon (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  SEOK Chaok (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  YASHIMA Eiji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  LEE Myongsoo (Seoul National Univ., Seoul, KOR)
資料名： Science  (Science)
巻： 337  号： 6101  ページ： 1521-1526  発行年： 2012年09月21日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小分子モジュールを自己組織化して中空チューブを形成することは,生体系の構造形成のキーとなるものである。本稿では,らせん形キラリティの変換に伴う可逆的収縮-膨張を行う超分子ナノチューブについて報告する。内部角120°を有する屈曲した芳香族セグメントと,グラフトした親水性オリゴマデンドロンから成る分子は,水溶液中で六量体大環状化合物に自己組織化する。そしてそれらは相互回転により同一方向に一次元堆積してキラルナノチューブを形成する。外部トリガに応答して大環状化合物内で隣接する芳香族セグメントはスライドし,キラル反転に伴って,このチューブの脈動を生起する。自己組織化チューブ中にはフラーレンC-60のような疎水性ゲストをカプセル化することも可能である。

シソーラス用語： 化学結合 ,  *大環状化合物 ,  *脈動 ,  *管 ,  性質 ,  螺旋 ,  収縮 ,  膨張 ,  超分子 ,  ナノチューブ ,  オリゴマ ,  デンドリマ ,  六量体 ,  信号 ,  *応答 ,  *自己組織化 ,  芳香族化合物 ,  フラーレンC60 ,  カプセル封じ ,  電子顕微鏡観察 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  吸収スペクトル
準シソーラス用語： 非共有結合 ,  キラリティ ,  トリガ ,  透過型電子顕微鏡法

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 非共有結合 ,  大環状化合物 ,  脈動 ,  チューブ