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J-GLOBAL ID：201202289485257672   整理番号：12A1554014

うつ病におけるシナプス機能不全:潜在的治療標的

Synaptic Dysfunction in Depression: Potential Therapeutic Targets

著者 (2件)： DUMAN Ronald S. (Yale Univ. School of Medicine, CT, USA) ,  AGHAJANIAN George K. (Yale Univ. School of Medicine, CT, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 338  号： 6103  ページ： 68-72  発行年： 2012年10月05日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基礎及び臨床研究から,うつ病には,前頭前野,海馬などの気分及び認知を制御する脳部位のサイズ減少とこれらの領域におけるニューロンシナプスの減少が関与していることが明らかになっている。本稿では,うつ病におけるシナプス機能不全を中心に以下の項目で述べた。1)うつ病における神経委縮症およびシナプス欠失,2)ストレスは神経委縮症を引き起こしシナプス密度を減少させる,3)シナプスホメオスタシスおよび挙動の障害を引き起こす機序,4)シナプス形成および挙動の抗鬱調節,5)即効性抗うつ薬はシナプス形成を増大させる。

シソーラス用語： ヒト ,  *うつ病 ,  シナプス ,  情動ストレス ,  ホメオスタシス ,  抗うつ薬 ,  シナプス形成 ,  前頭前野
準シソーラス用語： *大欝病 ,  *シナプス機能不全 ,  神経委縮症 ,  前前頭皮質

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： うつ病 ,  シナプス ,  機能不全 ,  治療標的