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J-GLOBAL ID：201202289563003321   整理番号：12A0633160

光音響トモグラフィー:細胞内小器官から器官までのin vivoイメージング

Photoacoustic Tomography: In Vivo Imaging from Organelles to Organs

著者 (2件)： WANG Lihong V. (Washington Univ., MO, USA) ,  HU Song (Washington Univ., MO, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 335  号： 6075  ページ： 1458-1462  発行年： 2012年03月23日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光音響トモグラフィー(PAT)は,細胞内小器官から器官までのスケールで生きたままの生体構造を画像化できる。本稿では,基礎研究と臨床研究でのPATの最先端を概説し,今後の展望を考察する。光音響効果では,生体組織による光散乱は無視でき,深部を画像化できる。分子に吸収された光が熱となって起こる圧力ジャンプで発生する超音波を,音響検出器で検出することにより,画像化される。PATの実装を変えれば,深度/解像度比を高くしたまま,空間解像度を組織内の目的の画像深度のスケールを変更でき,経験での達成可能な空間解像度は画像化深度の1/200程であり,最大深度は7cmである。PATを使えば,解剖的構造,機能,代謝,分子,遺伝子でコントラストをつけて,それにより血管,血行動態,酸素代謝,バイオマーカー,遺伝子発現を画像化できる。

シソーラス用語： *トモグラフィー ,  光音響効果 ,  *生体画像 ,  空間分解能 ,  血液動態 ,  血管造影 ,  酸素消費 ,  バイオマーカー ,  遺伝子発現 ,  オルガネラ ,  細胞 ,  組織 ,  内臓
準シソーラス用語： *光音響トモグラフィー

分類 (2件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  医療用機器装置  (GA05020L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光音響トモグラフィー ,  細胞内小器官 ,  器官 ,  イメージング