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J-GLOBAL ID：201202289782035581   整理番号：12A1708393

攻撃・離脱に強い階層型P2Pネットワークトポロジに関する一考察

A Study on a Hierarchical P2P Network Topology Robust to Attack and Node Departure

著者 (6件)： 須藤克弥 (東北大 大学院情報科学研究科) ,  西山大樹 (東北大 大学院情報科学研究科) ,  加藤寧 (東北大 大学院情報科学研究科) ,  仲地孝之 (NTT 未来ねっと研) ,  藤井竜也 (NTT 未来ねっと研) ,  高原厚 (NTT 未来ねっと研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 231(NS2012 80-102)  ページ： 19-24  発行年： 2012年10月04日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： P2P(Peer to Peer)ネットワークでは,各ノードが分散して役割を担うためノードは自由に参加・離脱できるが,ノードの離脱によってネットワークの連結性が失われるため,ノードの離脱に強いネットワークの構築が必要不可欠である。GnutellaやKazaaなどの階層型P2Pネットワークは,ノードを分類して上位層と下位層に配置しネットワークトポロジを構築することで,下位層のノードの離脱に対する耐性を向上している。しかし,上位層のノードに対する攻撃により連結性が極端に失われるため,階層型P2Pネットワークは攻撃に対する耐性が極めて低い。一方,この問題を解決するため,離脱と攻撃の両方に対して耐性のある次数分布として二極次数分布が提案されている。先行研究においてこの分布に従うネットワークトポロジの検討はされていないのに対し,本稿は二極次数分布に従う階層型P2Pネットワークの攻撃・離脱耐性を最適化するネットワークトポロジについて検討を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： システム ,  *通信方式 ,  耐性 ,  確率分布 ,  *ネットワーク構造 ,  階層構造 ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *ネットワークトポロジー ,  *ピアツーピア ,  ピアツーピアシステム ,  攻撃【情報】 ,  次数分布 ,  離脱

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  トラヒック理論  (ND02040C)

引用文献 (12件)：

• LUA, E.K. A survey and comparison of peer-topeer overlay network schemes. IEEE Communications Surveys and Tutorials. 2005, 7, 2, 72-93
• LIN, J. Robust super-peer-based p2p filesharing systems. Computer journal. 2010, 53, 7, 951-968
• WANG, Y. Analyzing the characteristics of gnutella overlays. Proc. of International Conference ort Information Technology-New GenerationsLas Vegas, Nevada, USA, Apt. 2007. 2007, 1095-1100
• STUTZBACH, D. Characterizing unstructured overlay topologies in modern p2p file-sharing sysicins. IEEE/ACM Transactions on Networking. 2008, 16, 2, 267-280
• BULDREV, S.V. Catastrophic cascade of failures in interdependent , networks. Naturft. 2010, 464, 1025-1028

タイトルに関連する用語 (5件)： 攻撃 ,  離脱 ,  階層 ,  P2Pネットワーク ,  トポロジ