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J-GLOBAL ID:201202290086056386   整理番号:12A0715390

マウスの炭疽病に対するBacillus anthracis表面蛋白質EA1の感染防御効果

Protective effect of Bacillus anthracis surface protein EA1 against anthrax in mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 421  号:ページ: 323-328  発行年: 2012年05月04日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus anthracis胞子は発芽して宿主細胞で栄養細胞型となり,致命的毒素を生産する。毒素を標的とする予防法は毒素の効果をブロックするが,続いて起こる毒素血症をひきおこす栄養細胞の増殖をゆるしてしまう。本研究で,著者らは,B.anthracisの主なS層の構成分である抽出可能な抗原1(EA1)の炭疽病の防御効果について探究した。マウスを組換えEA1で鼻腔内免疫を行い,B.anthracis 胞子による致死チャレンジを行った。EA1による粘膜免疫により,糞便,唾液及び血清中に明らかな抗EA1抗体レベルを示した。また炭疽病の発症を遅延させ,明確に致死率も低下した。加えて,EA1と防御抗原(PA)との組み合わせにより,B.anthracis胞子による致死チャレンジからすべての免疫化したマウスを防御した。Ea1免疫化したマウスの組織中の細菌数が,コントロール及びPAのみで免疫化したマウスに比較して,明らかに減少していた。EA1への免疫は,すなわち栄養細胞の大規模な増殖や毒素生産以前の感染の初期で感染防御に貢献するかもしれない。これらの結果は,EA1が,炭疽病ワクチンの新規な候補であること,及びPAと組み合わせて使用した時に,より効果的な防御ができることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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