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J-GLOBAL ID:201202290193882639   整理番号:12A0871475

セメント製造向けの原燃料用家畜ふん堆肥の生産技術の開発

著者 (3件):
資料名:
号: 11  ページ: 48P  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: J1605A  ISSN: 1347-2712  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本事業では,畜産とセメント業界との農工連携を強化して,家畜ふん堆肥をセメント製造時の原燃料として利用するための技術開発を目的とした。まず家畜ふん堆肥の原燃料化と原燃料利用について,畜産側とセメント業界側の背景を整理し,家畜ふん堆肥に求められる含水率,塩素濃度,総発熱量に関する目標値を設定した。次に豚ふん,鶏ふん,牛ふんについて前述の含水率,塩素濃度について調査した。また畜産で多く採用されている堆積方式,開放型撹拌方式,密閉縦型撹拌方式による堆肥化施設を供して,これらで生産できる原燃料堆肥の特徴を明らかにした。スクリュープレス方式による個液分離処理が塩素除去に有効であること,堆肥化処理で十分に乾燥が進まない場合は,強制通気型の堆肥舎を利用した通風乾燥が有効であるなど原燃料堆肥を生産するための要素技術が整理された。セメント工場側では,原材料投入方式と立地条件を参考にモデルケースを設定し,技術的,経済的評価を行い,豚ふん堆肥の原燃料利用が技術的に可能であることが示された。総論として,原燃料堆肥の供給体制の整備や,家畜の栄養管理から始まる塩素の低減化対策,ならびに地球温暖化対策など環境対策補助制度の利用の必要性を取り上げ,本成果の事業化に向けた方向性を述べた。
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分類 (4件):
分類
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家畜の飼養一般  ,  農業廃棄物の利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  セメントの製造 
引用文献 (8件):
  • 1) 農林水産省(2006):バイオマスの利用状況、http://www.maff.go.jp/j/biomass/
  • 2) 農林水産省(2011):畜産環境をめぐる情勢、 http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kankyo/taisaku/
  • 3) (社)セメント協会: http://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jc5.html
  • 4) (独)農研機構(2007):日本飼養標準・乳牛(2006年版)、(社)中央畜産会、41
  • 5) (独)農研機構(2005):日本飼養標準・豚(2005年版)、(社)中央畜産会、18-19
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