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J-GLOBAL ID：201202290216417610   整理番号：12A1116004

連続洗浄による発掘した岩からのヒ素,ホウ素,およびセレンの除去

Removal of Arsenic, Boron, and Selenium from Excavated Rocks by Consecutive Washing

著者 (4件)： TABELIN Carlito Baltazar (Hokkaido Univ., Lab. of Soil Environment Engineering, Fac. of Engineering, 060-8628, Sapporo, JPN) ,  BASRI Amir Hamzah Mohd (Toyo Engineering and Construction Sdn. Bhd., 50250, Kuala Lumpur, Malaysia) ,  IGARASHI Toshifumi (Hokkaido Univ., Lab. of Groundwater and Mass Transport, Fac. of Engineering, 060-8628, Sapporo, JPN) ,  YONEDA Tetsuro (Hokkaido Univ., Lab. of Soil Environment Engineering, Fac. of Engineering, 060-8628, Sapporo, JPN)
資料名： Water, Air, & Soil Pollution  (Water, Air, & Soil Pollution)
巻： 223  号： 7  ページ： 4153-4167  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： C0720A  ISSN： 0049-6979  CODEN： WAPLAC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,固相分画,pH変化によるバッチ試験,および固体-液体の混合比の変化による連続バッチ試験に用いて,発掘した岩から,ヒ素(As),ホウ素(B),およびセレン(Se)の浸出挙動および放出機構を説明する。発掘した岩中のヒ素は,主として硫化物/有機物画分でみられたが,浸出可能なBおよびSeの大多数が交換可能な相と関係していた。Asの浸出は,強いpH依存性であり,Seは,酸性領域周辺でのみpH依存性であった。また,Bは,pH依存性ではなかった。脱イオン水による連続洗浄法は,日本の飲料水水質基準を下回る程度に,浸出物におけるBおよびSeの濃度を効果的に低下したが,Asの除去においては非効率的であった。ヒ素は,非保全的な浸出挙動を示した。また,その移動は,溶解,沈殿および黄鉄鉱酸化等の処理によって影響を受けた。一方,BおよびSeは,保全的に挙動し,これは,簡単な洗浄および希釈によって発掘した岩からのこれらの容易な除去をもたらした。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *岩石 ,  *洗浄 ,  ヒ素 ,  ホウ素 ,  セレン ,  *重金属汚染 ,  pH依存性 ,  除去 ,  *環境汚染

分類 (2件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 洗浄 ,  岩 ,  ヒ素 ,  ホウ素 ,  セレン