文献
J-GLOBAL ID:201202291054072785   整理番号:12A0562562

ナノシルバーのメタン生成への影響と都市固形廃棄物からのバイオガス生産

Nanosilver impact on methanogenesis and biogas production from municipal solid waste
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 816-825  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
産業活動と消費者製品から放出される銀ナノ粒子(ナノシルバー)は衛生埋立地において直接的ならびに間接的に処分される。銀ナノ粒子が埋立廃棄物の嫌気性消化へ与える影響を確定させるために,埋立地と同等なバイオリアクタ(体積9L)中に都市固形廃棄物を装填し,固体成分1 kgに対して0,1,10 mgの最終濃度で銀ナノ粒子(平均粒径が21 nm)に曝露させた。埋立地の嫌気性消化を250日以上の期間で実施し,その期間中に累積バイオガス生産量を自動的に記録するとともに,浸出液の化学的な特性の分析を実施した。累積バイオガス体積あるいはガス生産速度について,対照と1 mg Ag/kg群の間で顕著な差異は見られなかった。しかし10 mg Ag/kgの銀ナノ粒子に曝露された埋立地の固体はバイオガスの生産の低下,揮発性脂肪酸(酢酸を含む)の蓄積,浸出液のpHの低下(5と6の間)期間の延長という結果になった。100日後の定量的PCRの結果は,対照と1 mg Ag/kg群におけるメタン生成菌の16S rRNA遺伝子の全コピー数がそれぞれ1.97±0.21×107と0.90±0.03×107であることを示していた。10 mg Ag/kgの銀ナノ粒子で処理されたバイオリアクタにおいて,これらの数値は5.79±2.83×105(copies/mL)まで顕著に低下していた実験結果は,固体1 kg中に1 mgの濃度で存在する銀ナノ粒子が埋立地の嫌気性消化に最少の影響を与えることを示唆していたが,濃度10 mg/kgあるいはそれ以上の濃度は都市固形廃棄物からのメタン生成あるいはバイオガス生産を阻害した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ごみ処理  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る