抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,「自分の親を安心して預けられる住まい」をコンセプトに高齢者住宅の開発に携わる住宅開発業者の立場から,実例を紹介する。「フジパレスシニア」は高齢者専用住宅(以下,高専賃)は,24時間緊急時対応可能,定期的な医療行為が必要な人でも受け入れ可能な医療連携体制,認知症や要介護5でも受け入れ可能な介護サービス,食事サービスがあり,専有面積18m
2の個室には個別浴室,ナースコールが標準装備されている。この施設の入居者は健常者の割合が0.2%で,「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の高齢者は要介護度の高くない高齢者」という概念からはすこしはずれており,また新しいサ高住に住み替えたいという意識が著しく低いことがわかった。更に入居者ヒアリングの結果,住み心地の満足度は高いこと,サ高住の認知度が低いことがわかった。