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J-GLOBAL ID:201202291083711614   整理番号:12A0188321

トルコギキョウ花蕾ブラスチングの解剖学的解析およびホルモン投与による回避

Anatomical Characterization of Flower-bud Blasting and Suppression Following Hormone Application in Eustoma grandiflorum (Raf.) Shinn.
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 101-108 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ブラスチング現象はトルコギキョウ生産上の大きな問題点であり,その回避技術の開発が求められている.ブラスチングは低日照と窒素過剰によって引き起こされるが,その発生メカニズムはわかっていない.そこで我々は,ブラスチング誘導条件および非誘導条件における花器官発生を詳細に観察した.その結果,ブラスチング誘導条件では雄蕊および雌蕊形成時期特異的に花蕾の発達が停止し,正常な胚珠が観察されなかった.また分裂組織の肥大化も観察された.これらの結果から,ブラスチング現象とは生殖器官の分化および発達の決定的な抑制であることが明らかとなった.300ppmのベンジルアデニンと200ppmのジベレリン-3を花蕾に与えることで,コントロールに比べて5倍の開花率を達成した.また同化産物分配が競合関係となる次節小花ユニットの切除も開花率を向上させ,その効果はホルモン添加とは独立であった.これらの結果からブラスチングは,雄蕊および雌蕊形成時期特異的な花器官形成の停止であり,ホルモン生合成と同化産物量低下が関連する因子によって引き起こされていることが示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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花き・花木  ,  植物ホルモン 
物質索引 (1件):
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引用文献 (39件):
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