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J-GLOBAL ID:201202291127936864   整理番号:12A1530056

乳癌細胞のマトリックス高分子の発現及び機能的性質はビスホスホネートゾレドロン酸により調節される

Expression of matrix macromolecules and functional properties of breast cancer cells are modulated by the bisphosphonate zoledronic acid
著者 (10件):
資料名:
巻: 1820  号: 12  ページ: 1926-1939  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的及び方法:異なる転移能を持つ2つの乳癌細胞系における機能的性質(増殖,接着,移動及び侵入)に加えて細胞外マトリックス(ECM)高分子の発現における第三世代ビスホスホネート類のゾレドロン酸(ZOL)の影響を研究した。結果:データから,ZOLは乳癌細胞の増殖,機能的侵入及び様々なマトリックスへの接着を効果的に阻害することを示した。ECM相互作用分子のレベルで,シンデカン1,2及びグリピカン1のような癌進行に関与する特異的ヘパラン硫酸プロテオグリカンの発現はダウンレギュレートされたが,シンデカン4の発現はZOL処理によりアップレギュレートされた。インテグリンαVβ3,αVβ5及びα5β1のレベルはZOL処理後に顕著に低下し,それは様々なECMにおける細胞接着の低下と一致した。ヒアルロナン及びそれの受容体CD44の発現は顕著に抑制された。さらに,ZOLはMMP2,9,膜型MT1-及びMT2-MMPの発現を抑制したが,これらの内在性組織阻害剤の発現を増加した。結論及び全般的意義:結果から,ZOLは乳癌細胞のECM遺伝子発現の決定的調節因子であり,この細胞の増殖,移動及びマトリックス関連侵入を阻害する優れた抗癌剤であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
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