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J-GLOBAL ID:201202291135279414   整理番号:12A0435944

スカラップの有無が変形能力に及ぼす影響-塑性歪履歴を受ける鋼構造柱梁溶接接合部の変形能力 その2-

EFFECT OF WELD ACCESS HOLE ON DEFORMATION CAPACITY: Deformation capacity of welded beam-to-column connection subjected to repeated plastic strain: Part 2
著者 (6件):
資料名:
号: 673  ページ: 453-459  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鋼構造柱梁溶接接合部の変形能力に影響の大きいパラメータとしてスカラップの有無,梁端接合部の最大曲げ耐力,鋼種をとりあげ,490N級鋼梁と柱の溶接接合部にスカラップ形式を採用した試験体について,前報(同誌,第76巻,第664号,PP.367-374,2009)と同様の塑性率を用いた4種類の振幅による一定振幅繰り返し載荷実験を行い,以下のような結果を得た。1)終局に至るまでのサイクル数や累積塑性変形能力は塑性率と両対数軸上で線形関係があり,載荷振幅が大きくなるほど変形能力は低下する。2)ノンスカラップ形式の梁フランジ溶接接合部で生じた亀裂やスカラップ形式のスカラップ底で生じた亀裂の進展は3段階に分けられる。3)亀裂進展速度を求め,その進展を3段階に摸式化し,亀裂が発生するサイクル数や各段階の速度の変化率を塑性率と線形関係があるとして回帰分析によって同定した。4)定量化した亀裂進展から,塑性率が大きくなるほど変形能力の限界となる亀裂の大きさは小さくなる。
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分類 (1件):
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金属構造 
引用文献 (17件):
  • 1) 吹田啓一郎,北村有希子,五藤友規,岩田知孝,釜江克宏:高度成長期に建設された超高層建物の長周期地震動に対する応答特性(想定南海トラフ地震の関西地域における予測波を用いた検討),日本建築学会構造系論文集,第611号,pp.56-61,2007.1
  • 2) 山田祥平,北村有希子,吹田啓一郎,中島正愛:初期超高層ビル柱梁接合部の実大実験による耐震性能の検証,日本建築学会構造系論文集,第73巻,第623号,pp.119-126,2008.1
  • 3) 吹田啓一郎,北村有希子,橋田勇生:初期超高層建物柱梁接合部が保有する変形性能と接合部改良効果の検証,日本建築学会構造系論文集,第74巻,第636号,pp.367-374,2009.2
  • 4) 吹田啓一郎,田中剛,佐藤篤司,真鍋義貴,津嘉田敬章,蘇鐘鈺:梁端接合部の最大曲げ耐力が変形能力に及ぼす影響(塑性歪履歴を受ける鋼構造柱梁溶接接合部の変形能力 その1),日本建築学会構造系論文集,第76巻,第664号,pp.1135-1142,2011.6
  • 5) 立山英二,井上一朗,杉本正三,松村弘道:通しダイアフラム形式で角形鋼管柱に接合されるH形断面はりの耐力と変形性能に関する研究,日本建築学会構造系論文報告集,第389号,pp.109-121,1988.7
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