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J-GLOBAL ID:201202291232713358   整理番号:12A0058346

Drosophila成虫筋形成時の筋細胞エンハンサー因子-2の示差的要求

Differential requirements for Myocyte Enhancer Factor-2 during adult myogenesis in Drosophila
著者 (5件):
資料名:
巻: 361  号:ページ: 191-207  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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機能的,形態的に異なる筋線維の形成をもたらす遺伝プログラムの同定は発生生物学における主要な課題の一つである。Drosophilaでは,筋細胞エンハンサー因子-2(MEF2)転写因子が全タイプの胚筋肉の分化に重要である。本研究で著者らは,さまざまな特殊化筋肉を生じる種々の段階の成虫骨格筋形成でのMEF2の役割を調べた。Mef2 RNAi構築物の段階および組織特異的発現により,著者らは,MEF2が成虫筋芽細胞融合の初期段階で重要であることを証明した:変異筋芽細胞は創始細胞標的に正常に誘引されるが,融合して筋管を形成することができなかった。興味深いことに,発生後期段階でのMef2の発現除去はMEF2が構造遺伝子発現にとって重要でないことを示した:筋芽細胞融合後,Mef2遺伝子ノックダウンは,主な構造遺伝子転写物の発現を妨げず,筋原線維が形成された。しかしながら,MEF2欠失線維は健全性が損なわれ,原線維構造が欠如していた。Mef2 RNAiを羽化後に筋肉に導入したとき,Mef2機能減衰の悪影響は見られなかった。著者らは,成虫の筋形成ではMEF2が筋芽細胞融合と筋管発生時の筋原線維形成に関与する必須の因子であると結論付けた。しかしながら,MEF2は筋肉構造遺伝子発現の維持には重大な必要性を示さなかった。著者らの発見は,動物に見られる異なる筋線維の形成と機能に必要な多様な制御因子の重要性を示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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発生と分化  ,  筋肉  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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