文献

J-GLOBAL ID：201202291243138029   整理番号：12A0771681

コロイドドープ半導体ナノ結晶中のMn²⁺-励起交差緩和によるルミネセンス飽和

Luminescence Saturation via Mn²⁺-Exciton Cross Relaxation in Colloidal Doped Semiconductor Nanocrystals

著者 (4件)： BRADSHAW Liam R. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  HAUSER Andreas (Univ. Washington, Washington, USA) ,  MCLAURIN Emily J. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  GAMELIN Daniel R. (Univ. Washington, Washington, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 16  ページ： 9300-9310  発行年： 2012年04月26日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光体や画像技術へ適用される可能性があることから,Mn²⁺:ZnSeのようなMn²⁺ドープ半導体が注目されている。本稿では,低連続波(CW)で準CW光励起パワーでの増感Mn²⁺光ルミネセンス強度の飽和について検討した。時間分解光ルミネセンス測定と動力学モデル化では,この飽和が,同一ナノ結晶内の励起Mn²⁺と励起子間の非断熱的交差緩和に起因することを示している。この交差緩和の基本的速度定数として,下限はk=2×10¹⁰s^-1と決められた。このような効率的な交差緩和により,光励起速度定数がMn²⁺減衰定数に匹敵する時は,いつでも光ルミネセンス量子収率は減少する。このような効率的Mn²⁺励起交差緩和の応用についても論じる。

シソーラス用語： 交差緩和 ,  コロイド ,  ドーピング ,  半導体 ,  *ナノ結晶 ,  *マンガン化合物 ,  *金属イオン ,  セレン化亜鉛 ,  励起 ,  連続波 ,  定数 ,  減衰定数 ,  量子収量 ,  増感 ,  *光ルミネセンス ,  画像技術 ,  蛍光体
準シソーラス用語： *マンガンイオン ,  速度定数

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロイド ,  ドープ ,  半導体ナノ結晶 ,  励起 ,  交差緩和 ,  ルミネセンス ,  飽和