抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンクリートダムの本体を中心として,完成後長期間を経過したダムの各種劣化・損傷事象の発生状況を既往ダムの総合点検結果,海外事例の文献調査結果により分析した。その結果は以下の通りである。1)国内管理中ダムの多くで漏水,クラック,コンクリートの剥離・剥落などが報告されている。2)ダムの安全性に直接は関係しないが安全管理用の計器の不備や計測値の異常などが見られる。3)損傷事象は経年年数が多いダムほど発生・進行のある可能性がある。経年年数の少ないダムにも一定数の損傷事例が見られる。4)海外でも国内ダムとほぼ同様の劣化・損傷事象が報告されている。