文献
J-GLOBAL ID:201202291293654079   整理番号:12A0189454

開口がある封入火炎の断続的火炎排出挙動の実験的研究と統計的特性化

An experimental investigation and statistical characterization of intermittent flame ejecting behavior of enclosure fires with an opening
著者 (6件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 1178-1184  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
開口がある封入火炎は通常明確な2つの相,即ち火炎が外部に排出されない内燃(過換気条件)と火炎が連続的に外部排出して外燃まで拡大する内燃(抵換気条件)とに区別される。今回これまで報告が無かった火炎が所定確率で間欠的に外部に排出される転移相を研究した。実験は7種開口部を持つ0.8m立体封入体で行った。液化石油ガス(LPG)多孔質ガスバーナを火炎源とし流量計で燃料供給速度を制御した。火炎の間欠排出をCCDカメラで記録した。火炎が開口の外部にある時間の割合を確率Pと定義し,Pの燃料供給速度の下部臨界値(P=0)から上部臨界値(P=1)までの増加に伴う増加を見出した。下部及び上部臨界燃料供給速度または同意義的な全熱放射速度(HRRs)は封入体の所謂換気因子A√Hとよく関係づけられた。Aは開口面積でHは高さ(m)である。A√Hは低換気条件では空気質量流入速度に比例する。1500A√H(kW)もの過剰な下部及び上部臨界HRR値(抵換気条件での内部熱放射に対応)は特定開口構造に適用できる特性HRR値により正規化した。火炎の間欠排出が開口から排出されるガスの着火の確率と浮力乱流ゆらぎによるもので燃料の過剰量と封入体内ガス温度と同じ封入体内部温度の両方に依存するとした。その結果Pを正規化過剰HRR(Qex)と開口因子A√H/ATの関数とする簡単な数学モデルを構築した。ATは封入体の全露出面積。実際Qexは過換気条件から低換気条件への変化と共に封入体外に排出される過剰燃料に関係し,一方A√H/ATは壁への熱損失と関係し封入体内部の熱放出と共に封入体内温度を決定する。下部臨界正規化過剰HRRがA√H/ATに依存することを示し,また正規化した下部と上部の臨界HRRの差が一定であることも見出した。これらの結果は外部火炎が連続的に排出される条件を間欠転移過程の特性化に基づき明らかにしたので燃焼及び火炎安全科学にとって重要である。例えば過剰な燃料が燃焼しない時外部火炎の断続は封入体外部の火炎の放射の影響は減ずるが,CO生成の増加が予想される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃焼一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る