文献
J-GLOBAL ID:201202291326934145   整理番号:12A1321654

ハロフギノンはマウスにおけるエストロゲン欠乏性骨粗鬆症を防止する

Halofuginone Prevents Estrogen-Deficient Osteoporosis in Mice
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: 10  ページ: 3086-3092  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
骨粗鬆症では,破骨細胞の活性が骨芽細胞のそに比較して相対的に増強されていることが特徴である。したがって,骨粗鬆症の最も一般的な処置は,破骨細胞の形成あるいは機能の阻害であり,ビスホスホネートが破骨細胞阻害薬として利用されてきたが。その長期使用による弊害が指摘され,より短期処置薬が必要であった。筆者らは,これまで,炎症性サイトカインであるIL-17がマウスにおいてエストロゲン欠損骨粗鬆症を媒介し,その機能の遺伝的阻害が卵巣切除誘導性の骨量減少を防止することを示してきた。今回,筆者らはフェブリフジン誘導体の低分子薬であるハロフギノンが,マウスにおけるTh-17細胞の存在量を低下させ,骨形成に影響を与えずに骨吸収を減少させることでエストロゲン欠乏性骨粗鬆症を防止することを見出した。ハロフギノンの効果は,それによる骨吸収細胞の直接阻害によるものではなく,骨芽細胞によるRANKリガンドの発現を促進させることで,骨染色体の異常誘発を介したIL-17存在量を保持することによるものとみられた。以上より,現時点で硬皮症の治療のためにFDAに認可されているハロフギノンは,閉経後の骨粗鬆症診断薬としても有力な候補である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る