文献
J-GLOBAL ID:201202291330452309   整理番号:12A0869161

クリック化学:IgG吸着のための偽-生物特異的免疫吸着剤の設計と調製のためのルート

Click chemistry: A route to designing and preparing pseudo-biospecific immunoadsorbent for IgG adsorption
著者 (3件):
資料名:
巻: 899  ページ: 96-102  発行年: 2012年06月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
L-ヒスチジンは,その高い選択性,無毒性,及び低コストのために,IgGの吸着のための高価なタンパク質配位子に対する有望な代替であり,一方,クリック化学は,配位子と担体マトリックス間の緩慢な反応条件下での反応選択性の改良に有用である。したがって,配位子としてのL-ヒスチジンと担体としてのオリジナルなセファロースゲルを用い,ヒト血漿由来IgGに対して偽-生物特異的親和性を有する新規免疫吸着剤,Sep-triazole-Hisをアルキンとアジド官能基間のクリック反応の原理によって設計して調製した。また,その一方で,L-ヒスチジンとたんぱく質配位子としてプロテインAをぞれぞれを利用する通常の方法によってSep-HisとSep-PAをそれぞれ調製した。Sep-triazole-Hisの配位子密度とヒト血漿由来のIgG吸着性能を測定して評価した。セファロース系免疫吸着剤の調製,構造,及び性能へのクリック化学の影響も調べた。その結果は,Sep-triazole-Hisに固定化された配位子密度が,セファロースゲルのグラム当たり319.1μmolであり,Sep-Hisの4倍であり,Sep-triazole-Hisのヒト血漿からのIgGに対する吸着能はpH7.0で16.49mg/gに達し,Sep-Hisの5.72倍であり,10回の繰り返し利用の後に顕著に減少しないことを示唆する。また,Sep-triazole-Hisは,Sep-PAと同等のIgGに対する高い吸着選択性を示す。さらに,Sep-triazole-Hisのスペーサー中の1,2,3-トリアゾール環が,特異な吸着性によってIgGとの結合を促進することが実証された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  バイオアッセイ  ,  各種物理的手法 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る