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J-GLOBAL ID:201202291348179154   整理番号:12A0171838

押出成形木材-プラスチック複合材料(WPC)の物理的及び力学的特性を改善するために最適化した材料組成

Optimized material composition to improve the physical and mechanical properties of extruded wood-plastic composites (WPCs)
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  ページ: 120-127  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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木材-プラスチック複合材料(WPC)は,再生プラスチックと木粉を組み合わせる環境的に進んだ方法である。複合材料は典型的に4つの主要要素(木粉,熱可塑性プラスチック,カップリング剤及び潤滑油)で構成される。WPCの物理的及び力学的特性は,材料組成に強く依存し,最適材料組成が最新研究の重要事項である。本研究では,WPCの物理的及び力学的特性に及ぼす材料組成変更の影響を調べた。研究したWPCは,再生ポリプロピレン(RPP)プラスチック及び木粉を用いて製造したWPCを押出成形した。本研究では,4つのパラメータ(木粉の粒度,カップリング剤の混合比,潤滑油の量及び木粉とRPPの質量比)を評価した。その結果,微細な木粉(125μm未満)はWPCの引張及び曲げ強度を向上させ,吸水による膨張を低減可能であることが分かった。WPCにおけるカップリング剤(Maleic Anhydride ポリプロピレン)及び潤滑油(ステアリン酸亜鉛)の最適濃度はともに3%であった。カップリング剤の適切量を加えると,力学特性が改善でき膨張を顕著に低減できるが,過剰な潤滑油は膨張を顕著に増大させ,WPCの力学特性すべてを低下させた。木粉量を50%以下に維持すると最高の力学特性が得られ,木粉量が約50%を超えるとWPCのすべての物理的及び力学的特性が低下した。本研究は,吸水率と厚み膨張の関係を示した。吸水による厚み膨張の低下,あるいは木繊維の大気曝露減少も,WPCのすべての力学性能を向上させる可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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用途・機能・工法面から見た建設材料 
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