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J-GLOBAL ID:201202291354109206   整理番号:12A0901159

有機フェノチアジン系分子ガラスの合成と近赤外光屈折特性に及ぼすラセミ/ホモキラル脂肪族鎖の効果

Synthesis of organic phenothiazine-based molecular glasses and effect of racemic/homochiral aliphatic chain on near-infrared photorefractive property
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1136-1145  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0202A  ISSN: 0022-3697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フェノチアジン部分を有する有機近赤外光屈折分子ガラスを,補助基として光屈折発色基中に線形ラセミ/ホモキラル非対称性分枝脂肪族鎖の導入により設計し合成した。この化合物は,1H-NMR,IR,FAB-MS,UV-可視,TG,DSC,等々により特性評価された。吸収や熱特性に及ぼす異なった脂肪族鎖の効果を詳細に調べた。吸収最大波長における分子吸収係数は,ホモキラル非対称性分枝脂肪族鎖が光屈折発色基中に導入されると希釈溶液中で強い減色効果を持つことを示した。DSC測定は,非対称分岐脂肪族鎖の導入が,ラセミであろうとホモキラルであろうと,有機分子ガラス設計のキー問題であることを示した。ラセミ/ホモカイラル非対称分岐脂肪族基の導入が光屈折特性に及ぼす効果を,光伝導体にポリ(N-カルバゾール)(PVK)を,光増感剤に(2,4,7-トリニトロ-9-フルオレニリデン)マロノニトリル(TNFM)を用いて注意深く調べた。結果はラセミ基が,ホモカイラルよりは光屈折挙動の改善に有利であることを示した。ホモカイラルは剛直な光屈折発色基に秩序状態を誘起することができなかったためである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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非線形光学  ,  ガラスの性質・分析・試験  ,  窒素複素環化合物一般 

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