文献

J-GLOBAL ID：201202291371355679   整理番号：12A1499938

球状蛋白質ゲルにおけるゲル構造とトレーサーの移動度の関係

Relation between the gel structure and the mobility of tracers in globular protein gels

著者 (3件)： BALAKRISHNAN Gireeshkumar (LUNAM Univ. du Maine, IMMM, PCI, UMR-CNRS, 72085 le Mans Cedex 9, FRA) ,  NICOLAI Taco (LUNAM Univ. du Maine, IMMM, PCI, UMR-CNRS, 72085 le Mans Cedex 9, FRA) ,  DURAND Dominique (LUNAM Univ. du Maine, IMMM, PCI, UMR-CNRS, 72085 le Mans Cedex 9, FRA)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 388  号： 1  ページ： 293-299  発行年： 2012年12月15日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の分子量をもつ蛍光標識化デキストランの拡散を,光漂白後蛍光回復(FRAP)と共焦点レーザ走査顕微鏡(CLMS)組合わせて,pH7で広範囲の塩および蛋白質濃度でβ-ラクトグロブリン(β-lg)溶液およびゲル中で調べた。蛋白質濃度,塩濃度およびトレーサーサイズの効果を詳細に検討した。0.2M NaClで生じた混濁した不均一なゲル中での拡散は,プローブサイズおよび蛋白質濃度に弱く依存し,加熱されていない溶液中に近かった。トレーササイズおよび蛋白質濃度の増加と共に,拡散係数の顕著な減少を,より低い塩濃度で生成したより均一なゲル中で観測した。より大きなデキストラン鎖は0.1M以下のNaCl濃度で生じた透明なゲル中にトラップされた。本報は,多粒子トラッキングを用いて,β-lgゲルにおけるより大きな球状プローブのトレーサー拡散のより早期の研究を補完した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 共焦点レーザ顕微鏡 ,  蛍光分析 ,  *デキストラン ,  *拡散 ,  *ゲル ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  *ラクトグロブリン ,  動的光散乱
準シソーラス用語： CLSM【顕微鏡】 ,  FRAP【蛍光分析】 ,  *β-ラクトグロブリン ,  *トレーサ拡散

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 球状蛋白質 ,  ゲル ,  トレーサー ,  移動度