抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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動画質を含めた3D映像品質を向上していくことは,多くの人がより映像を楽しむことができるようにするためだけにとどまらず,視覚疲労等生体への影響の心配を極力取り除いた映像システムを構築していくためにも重要である。こうした考えに基づき,動画質の改善および,高フレームレートと見やすい視差量の性質を兼ね備えた3Dカメラの開発とともに動画質向上に寄与する高フレームレートと3Dの奥行きの見え方の関係についての調査を進めてきた。その結果,毎秒240フレームにより撮影および表示された映像は,優れた動画質をもたらし,さらに毎秒240フレームの3D映像は,毎秒60フレームや毎秒120フレームの3D映像に比較して高い精度の奥行き知覚をもたらす傾向があることがわかった。本稿ではこれらの結果について,概要を述べる。(著者抄録)