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J-GLOBAL ID：201202291447107408   整理番号：12A0413231

Orai1ポアのGlu¹⁰⁶は迅速なCa²⁺依存性不活性化とCa²⁺放出活性化Ca²⁺(CRAC)電流のpH依存性に寄与する

Glu¹⁰⁶ in the Orai1 pore contributes to fast Ca²⁺-dependent inactivation and pH dependence of Ca²⁺ release-activated Ca²⁺ (CRAC) current

著者 (3件)： SCRIMGEOUR Nathan R. (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  WILSON David P. (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  RYCHKOV Grigori Y. (Univ. Adelaide, South Australia, AUS)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 441  号： 2  ページ： 743-753  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CRACチャンネルにおけるポア形成蛋白質Orai1と筋小胞体/小胞体Ca²⁺センサ,STIM1(間質相互作用分子1)の各領域が迅速なCa²⁺依存性不活性化(FCDI)を調節する機構を調べた。点突然変異E106D Orai1がCRAC電流の反応速度及び電圧依存性に及ぼす変化を検討した。E106D変異によりCRAC電流のpH依存性も変化した。E106D仲介CRAC電流は低pHでは阻害されないが,E106D Orai1 CRACチャンネルポアを経たNa⁺透過のCa²⁺による阻害は減少した。内部のGlu¹⁰⁶は迅速Ca²⁺依存性不活性化を仲介するCa²⁺結合部位の連動に関与することを示唆した。

シソーラス用語： *カルシウムチャンネル ,  *膜貫通タンパク質 ,  pH依存性 ,  点突然変異 ,  小胞体 ,  筋小胞体 ,  パッチクランプ法
準シソーラス用語： *CRACチャンネル ,  *Orai1 ,  *間質相互作用分子1

分類 (1件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (7件)： Orai1 ,  ポア ,  依存性 ,  不活性化 ,  放出 ,  活性化 ,  pH依存性