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J-GLOBAL ID：201202291459807758   整理番号：12A1311021

ポリエステルポリオールとイソシアネートトリマに基づく透明で高い耐衝撃性のポリウレタン被覆の合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of transparent and high impact resistance polyurethane coatings based on polyester polyols and isocyanate trimers

著者 (4件)： ZHANG Junrui (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  ZHANG Junrui (Inst. of Chemical Engineering, Guangdong General Res. Inst. of Industrial Technol., Guangzhou 510651, CHN) ,  TU Weiping (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  DAI Zilin (Inst. of Chemical Engineering, Guangdong General Res. Inst. of Industrial Technol., Guangzhou 510651, CHN)
資料名： Progress in Organic Coatings  (Progress in Organic Coatings)
巻： 75  号： 4  ページ： 579-583  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： A0541C  ISSN： 0300-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一連のポリエステルポリオールをアジピン酸(AA),1,4-シクロヘキサンジカルボキシル酸(1,4-CHDM)およびトリメチロールプロパン(TMP)を用い,反応剤のモル比AA/1,4-CHDAを変化させた重縮合反応によって合成した。これら一連のポリオールを,イソホロンジイソシアネート(IPDI)およびヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)と単独あるいは組合せで反応させ,ポリウレタン(PU)被覆を形成した。このようにして合成したポリオールの物理化学的性質(化学構造,ヒドロキシル値,酸値,および分子量)およびこのようにして調製したPU被覆の機械的および光学的性質(衝撃耐性,膜柔軟性,光学透過性および相分離)をFTIR分光,広角X線回折(WAXD),示差走査熱量測定(DSC)および原子間力顕微鏡観察(AFM)によってキャラクタリゼーションした。本研究の結果が,AA/1,4-CHDAモル比,用いたイソシアネート,およびNCO/OH比すべてがPU被覆の特性に及ぼす顕著な影響を持つことを示している。一方AA/1,4-CHDAモル比はPU被覆の膜柔軟性と光学透過性には影響を与えないように見えるが,この被覆の衝撃耐性に顕著な効果を有している。PU被覆の衝撃耐性はAA/1,4-CHDAモル比が減少(即ち,より多くの1,4-CHDAの使用)する時に増大する。IPDIおよびIPDIとHDIの組合せに基づくPU被覆は,HDI基被覆より高い衝撃耐性と光学透過性を示す。NCO/OH比を変化させることは僅かな光学透過性への影響と膜柔軟性への僅かな効果のみを持つが,PU被覆の衝撃耐性は初めに増加し,そして,NCO/OH比の増加とともに傾く。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *被覆 ,  テレケリック重合体 ,  ポリエステル ,  ポリオール ,  *重縮合 ,  性質 ,  *衝撃強さ ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： ポリエステル・ポリオール ,  透明性

分類 (1件)： ポリウレタン  (YH07130G)

物質索引 (3件)： IPDI ,  トリメチロールプロパン ,  ヘキサメチレンジイソシアネート

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリエステルポリオール ,  耐衝撃性 ,  ポリウレタン ,  キャラクタリゼーション