抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では内円筒冷却,外円筒加熱とした回転同心二重円筒内に発生するロスビー循環を扱い,感温液晶懸濁法を用いて作動流体の垂直断面と水平断面のフローパターンと温度分布を観察することにより,その3次元対流構造を調べた。その結果,中央液位では渦流れが支配的であり,その上層では装置の回転と同一方向,下層では逆方向に蛇行する流れが生じていることがわかった。また,フローパターン全体が装置の回転方向に進行しており,その角速度を明らかにした。さらに,蛇行する流れの内円筒側には低温流体が分布していることがわかった。(著者抄録)