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J-GLOBAL ID:201202291522205151   整理番号:12A0724703

フラバノンと(2-ヒドロキシプロピル)-シクロデキストリンの間の包接複合体の実験的,熱力学及び量子化学研究

Empirical, thermodynamic and quantum-chemical investigations of inclusion complexation between flavanones and (2-hydroxypropyl)-cyclodextrins
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号:ページ: 926-932  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フラバノンと(2-ヒドロキシプロピル)-シクロデキストリンの包接複合体を,熱力学及び量子化学法に加えて相溶解度測定により研究した。封入錯体を水溶液において(2-ヒドロキシプロピル)-α-シクロデキストリン(HP-α-CD),HP-β-CD,HP-γ-CD,β-CD及び4フラバノン(ナリンゲニン,ナリンギン,ヘスペレチン,ジヒドロミリセチン)の間で形成し,これらの相溶解度を測定した。全てのフラバノンに関して,異なるCDと形成したこれらの錯体の安定定数は次の順序に従った。すなわち,HP-β-CD(MW1540)>HP-β-CD(MW1460)>HP-β-CD(MW1380)>β-CD>HP-γ-CD>HP-α-CDである。実験結果及び量子化学計算により,(2-ヒドロキシプロピル)-シクロデキストリンと封入錯体を形成するフラバノンの能力を,フラバノンの立体効果及び疎水性により決定した。熱力学研究の結果から,疎水性相互作用はフラバノン-CD封入錯体の形成過程の主要推進力であることを示した。最大活性ヒドロキシル基及びHOMO(最高被占分子軌道)の量子化学解析により,フラバノンのB環はCDの空洞部の側鎖との水素結合に関与することを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  砂糖以外の糖 
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