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J-GLOBAL ID：201202291546106197   整理番号：12A0964980

数MeVまでエネルギー領域を拡張した線源中性子スペクトルの測定装置の改善

Improvement of Measurement System for Source Neutron Spectrum to extend the Energy Range down to a few MeV

著者 (8件)： SHIKAZE Y. (JAEA) ,  TANIMURA Y. (JAEA) ,  TSUTSUMI M. (JAEA) ,  NEMOTO H. (JAEA) ,  YOSHIZAWA M. (JAEA) ,  HARANO H. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol.) ,  MATSUMOTO T. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol.) ,  MIZUHASHI K. (JAEA)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2011-043  ページ： 4-28 (WEB ONLY)  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性子は立上がり時間の差によりγ線と分離でき,パルス波高と立上がり時間データの2次元分布を得るのに,両データを使用するため,PMTのダイノード信号を増幅し分割した。分割ダイノード信号は低エネルギー中性子用の10倍大きなゲイン増幅器となった。パルス波高の二種の増幅ゲインについて,パルス波高に対する立上がり時間の2次元分布を示し,パルス波高の閾値を下げることができ,中性子のγ線からの分離の改善を低エネルギー領域で達成した。中性子のγ線からの精密分離に対して,測定装置の改善で,数MeVまでのエネルギー領域に拡張可能である。

シソーラス用語： 中性子源 ,  *中性子スペクトル ,  飛行時間法 ,  時間 ,  パルス特性 ,  パルス波 ,  波高 ,  電極 ,  光電子増倍管 ,  利得 ,  1-10MeV ,  低エネルギー領域 ,  混合放射場 ,  γ線
準シソーラス用語： ダイノード ,  立上り時間

分類 (1件)： スペクトル計測及びスペクトロメータ  (AD08030U)

引用文献 (3件)：

• 1) M. Baba et al., Nucl. Instrum. Meth. Phys. Res. A 428 (1999) 454.
• 2) Y. Shikaze et al., Radiat. Prot. Dosim. 126 (2007) 163.
• 3) Y. Shikaze et al., J. Nucl. Sci. Tech. Suppl. 5 (2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： エネルギー領域 ,  拡張 ,  線源 ,  中性子スペクトル ,  測定装置