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J-GLOBAL ID：201202291558077745   整理番号：12A0675000

超高速,高効率プロテオーム消化,容易な¹⁸O標識化および蛋白質絶対定量のための毛状高分子鎖混成磁性ナノ粒子上のトリプシン固定

Trypsin Immobilization on Hairy Polymer Chains Hybrid Magnetic Nanoparticles for Ultra Fast, Highly Efficient Proteome Digestion, Facile ¹⁸O Labeling and Absolute Protein Quantification

著者 (7件)： QIN Weijie (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  SONG Zifeng (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  FAN Chao (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  ZHANG Wanjun (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  CAI Yun (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  ZHANG Yangjun (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN) ,  QIAN Xiaohong (Beijing Inst. of Radiation Medicine, Beijing, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 7  ページ： 3138-3144  発行年： 2012年04月03日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の構造決定において現在使用されているトリプシンによる分解は効率が低くく改善が望まれる。本研究では,磁性ナノ粒子をマトリックスとする毛状の非架橋高分子鎖混成磁性粒子(PHMN)によってトリプシンを固定化する新規方法を開発した。PHMNはシリカ被覆Fe₂O₃磁性ナノ粒子から表面開始原子移動ラジカル重合によって毛状高分子鎖をin situ成長させて合成した。PHMNへのトリプシンの固定には,エチレングリコールおよびグルタルアルデヒドを使用した。フレキシブルな非架橋高分子鎖の導入により,トリプシンの固定量の増加のみでなく,その空間利用性が向上し,複雑なプロテオーム試料について短時間の処理で分解と¹⁸O標識化が容易になった。Thermoanaerobacter tengcongensis蛋白質抽出物のエノラーゼ濃度の決定による蛋白質の定量に本法を良く適用できた。

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  トリプシン ,  *タンパク質分解 ,  重合 ,  原子移動ラジカル重合 ,  *固定化酵素 ,  高温菌 ,  酸素18 ,  標識法 ,  毛
準シソーラス用語： Thermoanaerobacter tengcongensis ,  磁性ナノ粒子 ,  表面開始重合

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (10件)： 高効率 ,  プロテオーム ,  消化 ,  標識化 ,  蛋白質 ,  定量 ,  毛 ,  高分子鎖 ,  磁性ナノ粒子 ,  トリプシン