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J-GLOBAL ID：201202291569334545   整理番号：12A0564887

機械式強震計による地震規模の推定

著者 (1件)： 大塚仁大 (気象庁)
資料名： 気象庁精密地震観測室技術報告  (Technical Reports of the Matsushiro Seismological Observatory, JMA)
号： 29  ページ： 19-23  発行年： 2012年03月16日 
JST資料番号： Z0974A  ISSN： 1342-2162  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気象庁精密地震観測室が設置した52B型機械式強震計の記録から地震規模を推定する式を導出した。調査対象は,2002年6月から2011年4月までの65個の地震である。求めた推定式は,水平2成分合成最大振幅(A:μm)と震央距離(Δ:km)を使って,M=1.05log(A)+1.57log(Δ)-0.17,である。この式による2011年東北地方太平洋沖地震のマグニチュードは,8.4となる。強震計によるマグニチュード推定は,M8.0を超えると過小評価の傾向がある。

シソーラス用語： *地震計 ,  推定 ,  *マグニチュード ,  距離 ,  振幅 ,  大地震 ,  評価
準シソーラス用語： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  過小評価 ,  強震計 ,  最大振幅 ,  震央距離

分類 (1件)： 地震学一般  (DC03020A)

引用文献 (5件)：

• 舟崎淳・地震予知情報課,2004,気象庁速度マグニチュードの改訂,験震時報,67,11-20.
• 勝間田昭男,2004,気象庁変位マグニチュードの改訂,験震時報,67,1-10.
• 坪井忠二,1954,地震動の最大振幅から地震の規模Mを定めることについて,地震2,7,185-193.
• 宇津徳治,1977,地震学第3版,共立出版,130-139
• 山崎貴之・小林正志,2006,精密地震観測室地震の地震観測履歴,気象庁精密地震観測室技術報告,23,47-55.

タイトルに関連する用語 (3件)： 強震計 ,  地震規模 ,  推定