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J-GLOBAL ID:201202291583866819   整理番号:12A0340654

カナダ,ヌナブートのDevon氷冠への臭素化難燃剤の沈着

Deposition of Brominated Flame Retardants to the Devon Ice Cap, Nunavut, Canada
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 826-833  発行年: 2012年01月17日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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臭素化難燃剤(BFRs)は大気長距離移動により北極地域に輸送されるが,それらの陸性環境への沈着についてはよくわかっていない。カナダ,ヌナブートのDevon氷冠から雪コアを採取してBFRsの最近の沈着傾向を明らかにした。雪ピットは2005年,2006年,および2008年に掘削した。年間積雪データ,イオン化学,および密度測定から年代測定して,ピットが約1993年から2008年春までの期間をカバーしていることを策定した。クリーンルームでサンプルを抽出して,GC-陰イオンMSによって26種のtri-~deca-ブロモジフェニルエーテル(BDEs)と,その他のBFRs,非臭素系難燃剤,および工業化学物質を分析した。デカブロモジフェニルエーテル(BDE-209)が全てのサンプルにおいて主要な同族体で,次いでnona-BDEs(BDE-207,BDE-206,およびBDE-208)がそれぞれ全BDEの89%および7%を占めた。BDE-209濃度はtri-~nona-BDE同族体とほとんどの場合有意に相関して(p<0.05),臭素化程度が増すと相関が強くなった。BDE-209の沈着フラックスは明確な時間的傾向が無く90~2000 pg cm<sup>-1</sup> y<sup>-1</sup>の範囲であった。北アメリカ北東部の人口密集地域に由来する軌跡がBDE-209の沈着フラックスと有意に相関した(p<0.005)。ヘキサブロモシクロドデカン,1,2-ビス(2,4,6-ジブロモフェノキシ)エタン,ペンタブロモエチルベンゼン,およびペンタブロモベンゼンなど他の大量生産および/または代替BFRs,ならびに1,3,5-トリブロモベンゼンなど工業化学物質が雪ピットで常に検出された。
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  難燃剤  ,  大気質調査測定一般 
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