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J-GLOBAL ID：201202291591069243   整理番号：12A0903507

無銅クリック反応における蛋白質の穏やかで選択的な修飾の為の遺伝的にコードしたノルボルネンアミノ酸

A Genetically Encoded Norbornene Amino Acid for the Mild and Selective Modification of Proteins in a Copper-Free Click Reaction

著者 (6件)： KAYA Emine (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  VRABEL Milan (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  DEIML Christian (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  PRILL Stefan (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  FLUXA Viviana S. (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  CARELL Thomas (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 18  ページ： 4466-4469  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の部位特異的生体直交性官能化の為には,蛋白質構造に影響を及ぼす銅を使用せずに非天然アミノ酸を蛋白質に組み込む必要がある。今回,この要求をニトリルイミンと選択的に反応するノルボルネンアミノ酸を遺伝的に蛋白質に挿入する事によって満たした。ピロリジン系とMethanosarcina mazeiの特異的なtRNA合成酵素を使用し,アンバーサプレッション技術を用いて,蛋白質にノルボルネンアミノ酸を挿入した。塩化ヒドラゾノイルから直接的にHCLを除去してニトリルイミンを生成し,それをノルボルネン含有蛋白質と反応させてノルボルネンを官能化し,十分な活性を持つ蛋白質を生成した。室温でのクリック反応によって,短時間で計量可能な量の活性化蛋白質が生産された。

シソーラス用語： Methanosarcina ,  *化学合成 ,  官能化 ,  化学修飾 ,  *シクロアルケン ,  RNAポリメラーゼ ,  環状付加 ,  *タンパク質 ,  SDS-PAGE
準シソーラス用語： Methanosarcina mazei ,  *クリック反応 ,  ノルボルネン誘導体 ,  蛋白質修飾

分類 (2件)： 化学合成  (EB03030J) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (1件)： ニトリルイミン

タイトルに関連する用語 (7件)： 銅 ,  クリック反応 ,  蛋白質 ,  修飾 ,  遺伝 ,  ノルボルネン ,  アミノ酸