文献

J-GLOBAL ID：201202291593389580   整理番号：12A0170822

人工的偽造に対するキーストローク・ダイナミクスベ-スのバイオメトリクスのロバスト性

Robustness of keystroke-dynamics based biometrics against synthetic forgeries

著者 (3件)： STEFAN Deian (Dep. of Electrical Engineering, The Cooper Union, New York, NY 10003, USA) ,  SHU Xiaokui (Dep. of Computer Sci., Virginia Tech, 2202 Kraft Dr, Blacksburg, VA 24060, USA) ,  (DAPHNE) YAO Danfeng (Dep. of Computer Sci., Virginia Tech, 2202 Kraft Dr, Blacksburg, VA 24060, USA)
資料名： Computers & Security  (Computers & Security)
巻： 31  号： 1  ページ： 109-121  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： E0995A  ISSN： 0167-4048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キーストローク・ダイナミクスベ-スの認証などバイオメトリクスシステムは文献ではよく研究されてきた。バイオメトリクスにおける攻撃モデルは,人間の偽者に始まるなりすまし攻撃を主に検討している。しかしながら,高度な攻撃者はデータ偽造のためにプログラムを利用する可能性があるので,この攻撃モデルは適切ではない。本論文で著者らは,バイオメトリクス認証の関連で人工的な偽造攻撃の影響について検討した。著者らの研究は具体的なキーストローク・ダイナミクス認証システムの中で行った。著者らの研究の主な焦点は,人工的な偽造攻撃に対するキーストローク・ダイナミクス認証のセキュリティを評価することである。著者らの分析は,ユーザーの打鍵パターンを監視するために設計,実装したTUBAと称する遠隔認証の枠組みの中で行った。著者らは2系統の模擬ボットを含む実験的評価によりTUBAのロバスト性を査定した。2つのボットで偽造したキーストローク配列を,1次Markov連鎖を用いてモデル化した。分類にはサポートベクトルマシンを用いた。20ユーザーのキーストロークデータに基づく著者らの結果を報告した。著者らの研究はキーストローク・ダイナミクスが,2つの特定のタイプの人工的な偽造攻撃に対してロバストであることを明らかにしたが,ここでは攻撃者は目標以外の利用可能なキーストローク・データセットのプールから統計サンプルを引き出した。著者らはまた,リモートホストの異常動作を検出するためにTUBAの利用を説明し,特定の知識ベ-スの異常検出システムにおけるその利用を提案した。TUBAの利用は,ホストから収集した情報に関して高い確信をもたらし,遠隔セキュリティ診断と監視を可能にした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 行為 ,  運動 ,  *バイオメトリクス ,  *ロバスト性 ,  セキュリティ ,  計算機プログラム ,  Markov連鎖 ,  サポートベクトルマシン ,  検出
準シソーラス用語： *キーストローク ,  バイオメトリクス認証 ,  ボット ,  異常検出 ,  *偽造 ,  成り済し

分類 (1件)： データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 人工 ,  偽造 ,  バイオメトリクス ,  ロバスト性