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J-GLOBAL ID:201202291622999317   整理番号:12A1095884

ヒト神経幹細胞エンジニアリングに用いる足場材料のポリドーパミン仲介表面修飾

Polydopamine-mediated surface modification of scaffold materials for human neural stem cell engineering
著者 (11件):
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巻: 33  号: 29  ページ: 6952-6964  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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組織工学足場および基質の表面修飾は,幹細胞の増殖分化を促進させる物理化学的刺激を発生させることにより,幹細胞療法の有効性を高めるために必要である。しかし,化学的結合や物理的吸収などの典型的な表面修飾法には,「多段階である」,「手順が複雑である」,「表面変性が起こる」,「バッチごとにばらつきがある」,「表面結合効率が低い」といった様々な制約がある。本研究で著者らは,ヒト神経幹細胞(NSC)増殖分化を効率的かつ高信頼度に操作するための,ムール貝にヒントを得た,表面修飾のバイオミメティックアプローチについて報告する。研究の結果,ポリドーパミン被覆によって,神経栄養成長因子および接着ペプチドのポリマー基質上への固定化が極めて効率的かつ簡単に行えることが明らかになった。成長因子またはペプチド固定化基質により,ヒトNSC(ヒト胎児脳由来NSCおよびヒト誘導多能性幹細胞由来NSC)の増殖分化は著しく促進され,その程度は,現在利用可能であるが安全性の問題を抱える,動物由来の被覆材(Matrigel)の場合と同等かそれを上回っていた。したがって,ポリドーパミン仲介表面修飾を用いることで,ヒトNSCを治療に応用することを目的とした,組成が既知であり安全な機能的基質および足場を開発するための,様々な用途に利用可能な構築基盤技術が得られる可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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