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J-GLOBAL ID：201202291842436410   整理番号：12A1726092

非酵素的ペプチド結合の形成中に双性イオン種は存在するか?

Do zwitterionic species exist in the non-enzymatic peptide bond formation?

著者 (5件)： SWIDEREK Katarzyna (Univ. Valencia, Burjassot, ESP) ,  TUNON Inaki (Univ. Valencia, Burjassot, ESP) ,  MARTI Sergio (Univ. Jaume I, Castello, ESP) ,  MOLINER Vicent (Univ. Jaume I, Castello, ESP) ,  BERTRAN Juan (Univ. Autonoma de Barcelona, Bellaterra, ESP)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 91  ページ： 11253-11255  発行年： 2012年11月25日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リボソーム内でのペプチド結合合成機構に関し,理論研究を基盤として3つの異なる機構が提案されている。双性イオン中間体を介する逐次機構はそのうちの1つである。本報では,エステルのカルボニル基をアミノ基が求核的に攻撃するアミノリシスにおける双性イオン種の存在とその妥当性に焦点を当てQM/MM法などでの計算を行った。いくつかの幾何形状変数の時間的発展から,この中間体双性イオン状態には多数の各種配座異性体が関与していることが分かった。次いで,これらの配座異性体ファミーの中から代表的な4つの構造を選択して最適計算を行った。最終的に,双性イオン中間体の種々の立体配座がエステルのアミノリシスの各種機構の起源であると結論した。

シソーラス用語： *酵素利用反応 ,  *アミノリシス ,  双性イオン ,  立体異性体 ,  *立体配座 ,  *ペプチド結合 ,  分子内力学 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： QM/MM法【分子力学】 ,  配座異性体

分類 (1件)： 反応の立体化学  (CF02130V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酵素 ,  ペプチド結合 ,  双性イオン