抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここでは,着色が進み収穫期を迎える,9月の温室ブドウの管理について解説した。始めに冷室栽培の収穫と出荷について,収穫は果実温度の低い早朝に行うことや,贈答向けが中心の温室ブドウを箱詰めする時の注意点などを述べた。次に収穫期にも極端な乾燥は避け,土壌条件に合わせたかん水を行うこととした。さらに,着色が思うように進まない場合の着色向上策として,副梢管理を徹底し,反射シルバーマルチを敷いて果実を下から照らす方法を紹介した。また,土壌改良は地温が暖かいうちに作業を終えることが重要で,9~10月が適期とされている。冷室の出荷時期と重なりを考慮し,早い作型から作業を始めるなど年次計画を立てて取り組むことが大切であるとした。