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J-GLOBAL ID：201202291943488454   整理番号：12A1035754

ミクロフィブリル化セルロースによる高分子サブミクロンサイズの繊維の強化

Reinforcement of Polymeric Submicrometer-sized Fibers by Microfibrillated Cellulose

著者 (5件)： FORTUNATO Giuseppino (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol., Gallen, CHE) ,  ZIMMERMANN Tanja (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  LUEBBEN Joern (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol., Gallen, CHE) ,  BORDEANU Nico (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  HUFENUS Rudolf (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol., Gallen, CHE)
資料名： Macromolecular Materials and Engineering  (Macromolecular Materials and Engineering)
巻： 297  号： 6  ページ： 576-584  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0557A  ISSN： 1438-7492  CODEN： MMENFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 機械的性質の向上のために,エレクトロスピニング法を用いて,生分解性網目形成性ミクロフィブリル化セルロース(MFC)を強化成分としてポリエチレンオキシド(PEO)繊維に導入した。エレクトロスピニングプロセスパラメータとともに繊維のモルフォロジーおよび機械的性質に及ぼすMFCの影響を研究した。エレクトロスピニング法により,サブミクロンサイズの平均繊維径を持つ均一性繊維を生成できた。分散系の電気伝導率や粘度などのパラメータはMFC濃度の増加に伴い著しく変化したが,21重量%の濃度まで表面モルフォロジーや繊維径は影響を受けないことが明らかになった。生成した高充填繊維系は純粋なPEO繊維に比べ,最大10倍のYoung率の向上を示した。MFCの導入により,繊維の加工や外観への関連の影響はなかった。

シソーラス用語： *エレクトロスピニング ,  セルロース ,  ナノファイバ ,  生分解性高分子 ,  *ポリエチレンオキシド ,  合成繊維 ,  ナノ複合材料 ,  *繊維強化 ,  添加物効果 ,  電気伝導率 ,  粘度 ,  モルフォロジー ,  機械的性質 ,  プロセスパラメータ ,  Young率
準シソーラス用語： セルロースミクロフィブリル

分類 (1件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (5件)： ミクロフィブリル化セルロース ,  高分子 ,  サブミクロンサイズ ,  繊維 ,  強化