文献

J-GLOBAL ID：201202291948763143   整理番号：12A1777987

X線散乱と分子動力学による1-エチル-3-メチルイミダゾロリウムのアルキル硫酸塩の液体構造

Liquid Structure of 1-Ethyl-3-methylimidazolium Alkyl Sulfates by X-ray Scattering and Molecular Dynamics

著者 (5件)： MACCHIAGODENA Marina (Univ. L’Aquila, ITA) ,  RAMONDO Fabio (Univ. L’Aquila, ITA) ,  TRIOLO Alessandro (Istituto Struttura della Materia, Consiglio Nazionale delle Ricerche, Rome, ITA) ,  GONTRANI Lorenzo (Univ. Rome “Sapienza”, Rome, ITA) ,  CAMINITI Ruggero (Univ. Rome “Sapienza”, Rome, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 116  号： 45  ページ： 13448-13458  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広角X線散乱と分子動力学による一連の1-エチル-3-メチルイミダゾリウムのアルキル硫酸塩イオン液体(IL)の組合せX線回折と分子動力学研究を報告した。ILのn-アルキル硫酸塩は硫酸エチル,硫酸ブチル,硫酸ヘキシル及び硫酸オクチルである。実験と理論構造関数間の一般的良好な一致はすべての範囲の散乱変数q値(q=1.01414Esin(λ)で表す;EはkeV,λは散乱角度である)における一連のILの各項について見いだすことができた。構造データを再現する上で使用した力の場の品質を確認してこれらのILの形態と性質に関する情報をアクセスするために動力学シミュレーションを使用した。一連のILはナノスケールの構造不均一性を示して,構造不均一性のサイズはアニオンのアルキル鎖サイズに依存した。アルキル鎖長を基礎にしたシミュレーションデータを解析して,低qピークの存在と因果関係にある構造モデルを提案した。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *液体構造 ,  構造関数 ,  力の場 ,  *不均一性 ,  アルキル基 ,  鎖長効果 ,  因果律 ,  X線散乱 ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション ,  動径分布関数 ,  蒸発熱 ,  大角散乱 ,  X線回折 ,  構造解析 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： アルキル鎖 ,  因果関係 ,  広角X線散乱 ,  構造モデル ,  鎖長依存性 ,  散乱角 ,  蒸発エンタルピー ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： 融解塩  (CB05050R)

物質索引 (7件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  硫酸エチル ,  硫酸オクチル ,  1-エチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・エチルスルファート ,  1-エチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ブチルスルファート ,  1-エチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ヘキシルスルファート ,  1-エチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・オクチルスルファート

タイトルに関連する用語 (4件)： X線散乱 ,  分子動力学 ,  アルキル硫酸塩 ,  液体構造