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J-GLOBAL ID:201202291993887392   整理番号:12A0563368

大腸菌UvrD単量体の一本鎖DNA転移はATP加水分解と密接に連関される

Single-Stranded DNA Translocation of E. coli UvrD Monomer Is Tightly Coupled to ATP Hydrolysis
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資料名:
巻: 418  号: 1-2  ページ: 32-46  発行年: 2012年04月20日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌UvrDはいくつかのDNA修復経路で機能するSF1A(スーパーファミリー1タイプA)ヘリカーゼ/トランスロカーゼである。UvrD単量体は迅速で進行性の一本鎖DNA(ssDNA)トランスロカーゼであるが,in vitroで進行的にDNAを巻き戻すことはできない。飽和ATP(500μM)におけるデータに基づいて,UvrD単量体が転移DNA塩基当たり1ATPを加水分解するが,4-5nt/ステップの速度論的ステップサイズで偏った(3′から5′へ)指向性で転移することは,休止は転移4-5ntごとに起きることを示唆した。この機構を更に試験するため,過渡的速度論手法を使って,低ATP濃度(10-500μM ATP)範囲でUvrD転移を試験した。試験したATPの最低濃度(10μM)においてさえ化学量約1ATP/転移DNA塩基の一定のATPが見られたことは,ATP加水分解は転移時殆どずれがなく無益なATP加水分解で,ssDNAに従ってUvrD単量体の前向き転移と密接に連関していることを示した。転移動力学的ステップサイズは,50μM ATPに低下した時4-5nt/stepで一定のままであったが,10μM ATPで約7nt/stepに増加した。これらの結果から,UvrDは低ATPで転移時,より頻繁に休止するが,無益なATP加水分解は殆どないことが示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  微生物の生化学  ,  酵素一般 
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