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J-GLOBAL ID：201202292071803790   整理番号：12A1467190

知っておきたい・建設マネジメントAtoZ 社会インフラを取り巻く社会構造の変化とコンクリート構造物の長寿命化と維持管理[その6 社会インフラの維持管理の重要性をわが国の地理的リスクから考える]

著者 (2件)： 牛島栄 (アーバン設計) ,  牛島栄 (牛島コンサルタント事務所)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 788  ページ： 40-50  発行年： 2012年10月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成23年の東日本大震災では,地震の他に津波・地盤沈下・液状化・放射能漏れなどが複合し,社会資本ストックと社会経済的活動に未曾有の損害が生じた。そこで我が国の地理的リスクを,自然災害による経済的損失額の推移や人的被害の統計を基に考え,世界的に自然災害に遭いやすい国・自然災害のダメージを受けやすい国として日本はどのレベルにあるのかを調べた。日本は地震や津波の影響を強く受け,地理的にも自然災害のリスクが大きい国である。一方戦後の高度経済成長期に建設された多くの社会インフラが,更新期を迎え始めており,その維持管理と更新は大きな国民的課題となっている。社会インフラは取捨選択する時代になってきており,パラダイムシフトを造るから守るへと転換する必要がある。

シソーラス用語： 建設管理 ,  *インフラストラクチャー ,  コンクリート構造 ,  社会変動 ,  寿命延長 ,  *維持管理 ,  *自然災害 ,  経済効果 ,  *リスク ,  震災 ,  津波 ,  原子炉事故 ,  波高 ,  死亡事故 ,  損失 ,  リスク評価 ,  地震 ,  高さ ,  人口分布 ,  道路橋 ,  交通規制 ,  防災計画 ,  国家政策
準シソーラス用語： *地理的リスク ,  東日本大震災 ,  東海地震 ,  東南海・南海地震 ,  標高

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (9件)：

• 自然災害の死者・行方不明者の推移の図. 平成23年防災白書
• 国連国際防災戦略(ISDR)プレスリリース. 2012
• 国連大学. World Risk Report 2011
• 内閣府. 内閣府ホームページ
• http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0331/

タイトルに関連する用語 (9件)： 建設マネジメント ,  社会 ,  インフラ ,  コンクリート構造物 ,  長寿命化 ,  維持管理 ,  重要性 ,  地理 ,  リスク