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J-GLOBAL ID：201202292135991714   整理番号：12A0826436

無機元素分析技術の進歩 2 蛍光X線分析による米中の微量カドミウム(Cd)の分析

著者 (1件)： 山路功 (スペクトリス)
資料名： 食品と開発  (Food Processing and Ingredients)
巻： 47  号： 6  ページ： 7-9  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： Z0786A  ISSN： 0911-3932  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度な蛍光X線分析法とその利用による米の中の微量カドミウム(Cd)の分析法を紹介する。蛍光X線分析法は,従来の諸法に比べて溶液化の前処理を必要とせず,再現性も高い。その中で,3次元偏光光学系を備えたエネルギー分散型蛍光X線分光装置を用いた分析によれば検出下限が下がり,高感度となる。以上について理論と実際を説明し,これを用いた米の中のCd分析を説明する。微量Cd濃度とX線強度について検量線を作成し,標準試料の分析を行った結果,本法が目的にかなうことを確認した。本報は大量試料のCdのスクリーニングにも使えるとも考えられる。

シソーラス用語： 元素 ,  元素分析 ,  *蛍光X線分析 ,  *米 ,  *カドミウム ,  微量分析 ,  エネルギー分散蛍光X線分析 ,  検出限界 ,  スクリーニング
準シソーラス用語： 無機元素

分類 (3件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無機元素 ,  分析 ,  蛍光X線分析 ,  米 ,  カドミウム ,  Cd