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J-GLOBAL ID:201202292147795066   整理番号:12A1604397

中国南部の衡山での二次有機炭素の形成と炭素質エアロゾルの長距離輸送

Formation of secondary organic carbon and long-range transport of carbonaceous aerosols at Mount Heng in South China
著者 (22件):
資料名:
巻: 63  ページ: 203-212  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国南部の農村部や山間部における大気中の炭素質エアロゾルの発生源と形成過程を理解するため,2009年の春に衡山の頂上(27°18′N,112°42′E,海抜1269m)で集中的な測定キャンペーンを行なった。有機炭素(OC)および元素状炭素(EC)の平均濃度を観測した。全炭素質エアロゾル(TCA)は平均的にPM2.5の20.7%に寄与した。高いOC/EC比を観測し,衡山における炭素エアロゾルの輸送および二次発生源を示唆した。二次有機炭素(SOC)量はEC-トレーサ法を用いて推定し,平均して全OCの53.9%を占めた。SOCと水溶性有機酸の濃度は,酸触媒による不均一反応によってSOCの形成の促進を示唆し,エアロゾル酸性度と正の関係を示した。後方流跡線解析により,衡山で観測されたエアロゾルは,人為的汚染物質の有意な量を地域へ運ぶ珠江デルタ地域(PRD)や中国東部からの気団と関連していた。また,バイオマス燃焼の強いシグナル(高い炭素質濃度,OC/EC比およびK+濃度)は東南アジアからの気団中に観察された。これより,東南アジアでのバイオマス燃焼の排出は中国南部の境界層に達し,春季中にそこの大気質に影響を及ぼすことを実証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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