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J-GLOBAL ID:201202292378418249   整理番号:12A0726742

リンゴにおける円柱状成長の習慣をコントロールするCo座の精密な遺伝子マッピング

Fine genetic mapping of the Co locus controlling columnar growth habit in apple
著者 (7件):
資料名:
巻: 287  号:ページ: 437-450  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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樹木の構造は様々な遺伝,個体発生および環境の因子により影響を受ける重要で,複雑そして動的な形質である。’Wijcik McIntosh’は’McIntosh’の円柱状(枝が少ない)変種であり,価値のある遺伝資源で,樹木構造の遺伝的改良のためのリンゴの育種プログラムで集中的に利用されている。円柱状成長の習慣は本来,連鎖群10のCo(円柱状)遺伝子の優生な対立遺伝子によりコントロールされる。しかし,Co座は十分にマッピングされていず,Co遺伝子は不明のままである。Co座を正確にマッピングし,Coの候補遺伝子を同定するために,モモとリンゴの両ゲノムを利用する配列に基づく方法でCoにより緊密に結合する新しいマーカーを発現させた。五つの新しい簡単な繰り返し配列のマーカーが発現した(C1753-3520,C18470-2581,C6536-31519,C7223-38004そしてC7629-22009)。最初の四つのマーカーは第10染色体上のリンゴゲノムから得られたが,モモとリンゴのゲノム間のシンテニー解析で同定された最後の(C7629-22009)はリンゴ発現タグCV082943を含む係留されていないリンゴのコンティグから得られた。528の遺伝子型と290の様々な円柱選択/栽培種(全部で818の遺伝子型)の四つのF1個体群のこれら五つのマーカーの遺伝子マッピングでマーカーC1753-3520とC7629-22009の間の0.37%組み換えの遺伝子間隔におけるCo座の境界が定められた。マーカーC18470-25831は調べた818の遺伝子型においてCoと共分離する。Coの領域は193kbであると推定され,’Golden Delicious’のゲノムにおいて予測された26の遺伝子を含んでいる。26の遺伝子の中の三つは植物の側器官の発生に必須の役割が知られている転写因子を含むLATERAL ORGAN BOUNDARIES(LOB)DOMAIN(LBD)と推定され,それ故,MdLBD1,MdLBD2およびMdLBD3と呼ばれているCoの強い候補であると考えられる。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物形態学・解剖学  ,  発生,成長,分化 

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