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J-GLOBAL ID:201202292448104549   整理番号:12A1023985

東京スカイツリーのトライボロジー 東京スカイツリーの制振技術

資料名:
号: 299  ページ: 54-55  発行年: 2012年07月10日 
JST資料番号: L0218A  ISSN: 0914-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本報では,東京スカイツリーの制振技術について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)構造種別の選択:鉄骨造と鉄筋コンクリート造の選択肢から鉄骨造を選定した理由(開放的外観を作りやすいこと,杭基礎が前提となる基礎工事で軽量化でき有利であること,タワーの幅・高さ比が大きく縦長になることから軽量化の可能な鉄骨造の方が地震時の転倒モーメントを小さくできること,風荷重による転倒モーメントに対して受風面積を小さくでき有利であること,鉄筋コンクリート造の場合にひび割れに関連する問題が生ずることなど),2)地震に対しての設計:タワーの構造設計(レベル2の地震や風荷重に対し部材応力が弾性域内に収まる設計,接合部に採用した分岐継手),タワーの基礎(堅固な洪積砂礫層を支持層とし,高い耐力と剛性を有する鉄筋コンクリート連続地中壁杭と場所打ち杭で構成)など,3)制振構造の採用:タワーの制振については橋梁の設計に採用される制振システムに倣い,各外乱の種類ごとに卓越するモードを特定して制御する「多モード制振システム」の採用,タワー本体の強風と地震応答に対して「心柱制振」,高さ500m以上のアンテナ設置部分の「ゲイン塔」の渦励振対策に「頂部TMD」の採用など,4)心柱制振とTMD:心柱制振の原理と特性およびゲイン塔の揺れを抑えることを目的とした制振装置TMD(Tuned Mass Damper)など。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振  ,  潤滑一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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