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J-GLOBAL ID：201202292458941228   整理番号：12A1174639

斜め共蒸着で製したナノ構造均一CdSe-TiO₂複合可視光アノード

Nanostructured homogenous CdSe-TiO₂ composite visible light photoanodes fabricated by oblique angle codeposition

著者 (5件)： LARSEN George K. (Univ. Georgia, Georgia, USA) ,  FITZMORRIS Bob C. (Univ. California, California, USA) ,  LONGO Claudia (Univ. Campinas, SP, BRA) ,  ZHANG Jin Z. (Univ. California, California, USA) ,  ZHAO Yiping (Univ. Georgia, Georgia, USA)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 28  ページ： 14205-14218  発行年： 2012年07月28日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均一に混合したセレン化カドミウム-酸化チタン複合膜の光電気化学特性を検討した。これらが成分のナノロッドアレイ膜は二本電子銃の手製電子線蒸着装置で真空中斜め共蒸着した。酸化チタン膜内に遊離Se,Se欠乏CdSe(A),Se過剰CdSe(B)の3種類クラスタが生じた。膜組成でこれらの相対濃度が変り,また各々独自の酸素曝気アニーリング挙動を示す。Seは酸化チタン結晶格子に置換し,低エネルギールチルを作る。AはCdSe立方晶に結晶し,容易に酸化してCdOができる。BはCdSe六方晶になり,Aより安定である。また各々のTiO₂マトリックスとの相互作用に差があるため光学的,光電気化学的挙動が多様化する。可視光照射に対し純粋なCdSe,TiO₂ナノロッドアレイよりも高効率な光アノードになる。膜全体のCdSe含有量よりもCdSe領域の量論比が膜の構造,光学的性質,光電気化学的性質を決める。

シソーラス用語： *セレン化カドミウム ,  *酸化チタン ,  *ナノ構造 ,  *複合膜 ,  *配列 ,  電子ビーム蒸着 ,  真空蒸着 ,  同時蒸着 ,  クラスタ形成 ,  依存性 ,  化学量論 ,  結晶格子 ,  置換型固溶体 ,  侵入型固溶体 ,  空格子点 ,  安定性 ,  マトリックス効果 ,  分子構造 ,  光学的性質 ,  特性 ,  *アノード ,  *光電極
準シソーラス用語： *ナノ複合膜 ,  *ナノロッドアレイ ,  斜め蒸着 ,  組成依存性 ,  酸化安定性 ,  化学構造 ,  光電気化学特性 ,  *光アノード

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 共蒸着 ,  ナノ構造 ,  CdSe ,  TiO2 ,  可視光 ,  アノード