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J-GLOBAL ID:201202292631872652   整理番号:12A0620994

速度論的方法によるUPLC-QToF質量分析を用いたヒト尿中のベンジルメルカプツル酸およびフェニルメルカプツル酸のオンラインキラル解析

On-line chiral analysis of benzylmercapturic acid and phenylmercapturic acid in human urine using UPLC-QToF mass spectrometry with the kinetic method
著者 (6件):
資料名:
巻: 103  ページ: 170-176  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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四極飛行時間型質量分析と結合したオンライン超性能液体クロマトグラフィー(UPLC)を利用して,キラル解析のための新規な解析方法を開発した。この開発した方法は,ヒト尿試料中のキラルバイオマーカー,D/L-フェニルメルカプツル酸(PMA)やD/L-ベンジルメルカプツル酸(BMA),を正確に識別し定量するために適用される。最初に,UPLCはアキラルに2つのバイオマーカー混合物を分離するのに用いられ,次に,連続オンライン質量分析により各バイオマーカーの光学異性体が成功裡に識別された。2つの分子種を分離した後に,三量体M(II)結合錯体イオン,[MII(A)(ref*)2-H]+(MII,二価遷移金属イオン;A,分析物;ref*,参照配位子)を生成するために,金属イオンと参照配位子の混合物をUPLCの溶離剤に添加した。三量体錯体イオンの衝突誘起解離(CID)により,2つの二量体錯体イオン,[MII(A)(ref*)-H]+と[MII(ref*)2-H]+が結果的に生成した。2つの生成物イオンの発生量比,分岐比,は他方に関係する一つの光学異性体について決められ,このことがキラル識別に影響を及ぼす。化合物,中心金属イオンとしてのCu(II)と参照配位子としてのL-ProをキラルPMAおよびBMAの最適識別のために選択した。混合物の光学異性体組成に対する分岐比に関連して,速度論敵方法により導かれた検量線を作成することによって,PMAとBMAの迅速なキラル定量解析を実施した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析  ,  尿 

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