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J-GLOBAL ID：201202292686370290   整理番号：12A0541478

多抗生物質耐性Salmonella entericaセロタイプDublin株由来のプラスミド配列

Sequencing of plasmids from a multi-antimicrobial resistant Salmonella enterica serovar Dublin strain

著者 (5件)： HAN Jing ,  LYNNE Aaron M. ,  DAVID Donna E. ,  NAYAK Rajesh ,  FOLEY Steven L.
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 45  号： 2  ページ： 931-934  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Salmonella entericaセロタイプDublin(S.Dublin)は宿主適応セロタイプで元の宿主は牛であり,ヒトへの感染源になっている。S.Dublinはサルモネラ症に関して,重篤な侵攻性感染と死亡への主要な原因の一つである。それらに重篤な感染傾向があるので,抗生物質治療が要求されるが,その抗生物質耐性が大問題である。これらの病原菌での薬剤耐性ではプラスミドの役割が鍵になる。この研究は,牛に由来したS.Dublinの高度な多薬剤耐性株(15薬剤中11に耐性)のプラスミドDNAの配列と配列分析を報告する。この菌株は4個のプラスミドをもち,それらはほぼ8,77,89,174kbであった。174kbのプラスミドは不和合性群(Inc)のA/Cプラスミドで少なくとも9種の抗生物質への抵抗性と,感染防止及び金属関連遺伝子を有した。88.5kbのプラスミドはIncFIBプラスミドで,少なくとも3種の抗生物質と水銀化合物への抵抗性を有した。77kbのプラスミドはS.Dublinの毒性プラスミドで複数の毒素関連遺伝子を有した。7.9kbのプラスミドは運動と複製の遺伝子を有した。全体として,配列解析の結果,複数のプラスミドが抗生物質耐性と毒性遺伝子を有した。この抵抗性遺伝子は,見いだされた抵抗性表現型と相関し,さらに,多くのサルモネラにおける抗生物質耐性におけるプラスミドの重要性を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *サルモネラ属 ,  *薬物耐性 ,  血清型 ,  *プラスミド ,  ヌクレオチド配列 ,  *遺伝子 ,  宿主 ,  感染経路 ,  薬物療法 ,  不和合性 ,  水銀化合物 ,  毒性
準シソーラス用語： Salmonella dublin ,  Salmonella enterica ,  セロタイプ ,  抗生物質治療 ,  抗生物質耐性

分類 (4件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究  (GX05020C) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 抗生物質耐性 ,  Salmonella ,  セロタイプ ,  株 ,  プラスミド